【取手決勝】 GⅢ「第1回ワールドサイクリスト支援競輪」の決勝戦が15日、取手競輪場で行われた。小堀敢太の逃げに乗った佐藤慎太郎(49=福島・78期)が追い込んで優勝。賞金452万円(副賞含む)を獲得した。佐藤のGⅢ優勝は22年4月の平塚以来、通算11回目となった。
健在アピール「限界まだ先」

取手GⅢを制し賞金ボードを掲げる佐藤
レースは渡辺がスタート。長田―渡辺―松浦―原井―小堀―佐藤―内藤―根田―中島で周回。赤板で小堀―佐藤―内藤が上昇して前へ出ると中島が4番手。長田―渡辺―松浦―原井―根田で続く。打鐘から小堀が踏み上げて先行態勢。長田が巻き返さない気配で松浦は打鐘過ぎ4角から内を突いて5番手へ。4番手の単騎中島が捲ると松浦が続く流れになる。佐藤は中島をけん制して止める。渡辺は直線で内を突いて迫るが、佐藤が踏み勝って優勝した。
佐藤は「久々のGⅢ優勝でうれしい」と約4年ぶりのGⅢ優勝を素直に喜んだ。表彰式を見守るファンに対して「限界はまだまだ先だな」と佐藤らしい言葉で応えた。改めてレースを振り返り「小堀が積極的に行ってくれたおかげ。自分の体も動いていた。最後まで気を抜けない(渡辺とのゴール前の攻防は)レースだったが勝って良かった」と話した。前回初日に通算500勝を達成、そして49歳4カ月での502勝目はGⅢ最年長優勝記録の更新(従来は神山雄一郎の47歳=16年静岡)となった。
今年のグランプリはいわき平競輪場で開催。「(地元GPは)遠くの目標としてはあるが、目の前の一戦一戦を頑張っていきたい」。〝慎太郎健在〟を見せつける優勝劇だった。
◇佐藤 慎太郎(さとう・しんたろう)1976年(昭51)11月7日生まれ、福島県塙町出身の49歳。私立学校法人石川高卒。96年8月プロデビュー。通算成績は2378戦502勝。主な優勝はGⅠ全日本選抜(03年)、KEIRINグランプリ(19年)。1㍍65、80㌔。血液型AB。
◆次走 優勝した佐藤慎太郎は別府FⅠ(24~26日)、2着の渡辺雅也は大垣FⅠ(25~27日)、3着の松浦悠士は広島FⅠ(23~25日)。


